「最近、流行っている眉毛パーマを知りたい。良さそうであればやってみたい」
そのようにお考えではないでしょうか?
アイブロウ技術で流行にあったメイクをしたいですよね!
この記事では、眉毛パーマの概要やメリット・デメリット、注意点を解説します。
また、アートメイクとの比較もご紹介してます。
それでは、早速眉毛パーマについて学んでいきましょう。
- 眉毛パーマとは毛流れのクセを矯正していく施術のこと
- フワッとした自然な仕上がりを期待できる
- セルフメイクの時間短縮やイメージチェンジ、眉の悩みの解消に役立つ可能性
- 眉毛が生えてこない人や極端に少ない人には施術の効果が表れづらい可能性
- 継続的な眉毛パーマにはアートメイクが安い
- アートメイクと眉毛パーマは相性が良い
眉毛パーマとは
眉毛パーマとは、毛流れのクセを矯正する施術です。
眉毛がない、自分に似合う描き方がわからない、左右非対称などの眉毛の悩みを解決できる可能性があります。
セルフメイクの時間短縮も期待できるでしょう。
現在の眉毛パーマは、ハリウッドブロウリフト(HBL)が主流になりつつあります。
ハリウッドブロウリフトとは、眉毛の毛流れを矯正し、日本人特有の横に向いて生えている眉毛をフワッとナチュラルに仕上げるアイブロウソリューションです。
日本人向けに開発されたスタイリング剤とセッティング剤を使用します。
施術時間は、約60~90分ほどです。
持続期間は、個人差もありますが、大体4週間(1ヶ月)くらいが目安と考えられます。
眉カットやデザインは行いません。
眉毛をしっかり主張する仕上がりが期待できます。
コロナ禍以来のマスク生活の中、目元の印象を整えたいという方におすすめできます。
眉毛パーマのメリット
眉毛パーマのメリットは4つ挙げられます。
メイク時間の短縮が期待できる
眉毛パーマをすることによって、メイクの時間短縮が期待できます。
眉の形が整いガイドラインができると、スクリューブラシ程度でも十分仕上げられるようになる可能性があります。
眉毛に薄い部分がある場合も、ペンシルで描き足すだけで済むようになるかもしれません。
朝忙しい方にはおすすめです。
顔の印象を変えられる可能性がある
眉毛の角度や太さ、色味が少し変わるだけで、顔全体の雰囲気に影響することは少なくありません。
ワックス脱毛で眉のカタチも整えることで、ナチュラルに顔の印象を引き立てることも期待できます。
眉毛は第一印象に大きく関わると考えれるため、営業や接客業の方、就職活動中の学生にもおすすめできます。
自分の眉毛を生かせる
自眉を生かすことで、肌のダメージは低く抑えられるでしょう。
地毛をベースで作っていくので、眉を削ることはしません。
地毛の生えている範囲を広く見せることも期待でき、すっぴんの状態でもきれいな眉を維持することが期待できます。
眉毛の気になる部分も毛流れでカバーできる可能性がある
眉毛が薄くて気になっている方も、毛流れを矯正することで薄くなっている部分をカバーできるかもしれません。
毛並みを際立たせることで、立体的で自然な太さがあるように見せることが期待できます。
気になる部分を毛並みでカバーした上で、顔の印象もはっきりさせられる可能性があるのでオススメです。
眉毛パーマのデメリット
眉毛パーマのデメリットは5つ挙げられます。
それぞれ、詳しく解説していきます。
きっちり形を整えることでナチュラル感が失われることがある
眉毛がきっちりするあまり、ナチュラル感が失われてしまう可能性もあります。
カウンセリングの際にデザインをよく確認しておくようにしましょう。
また、施術後すぐは、平面的な眉に感じる場合があります。1週間ほどで根本の毛が伸び、立ち上がってくると思われます。
平面的な眉を見られたくないという方は、術後1週間ほど人と会う予定を入れないようにしましょう。
ワックス脱毛の際に多少の痛みを感じる場合がある
産毛やムダ毛をワックスで剥がす際は、多少の痛みを感じる場合があります。
痛みの感じ方には個人差がありますが、ワックスや毛抜きは少しチクッとする程度のことが多いです。
もし痛みが強いようであれば、施術者に報告するようにしましょう。
料金が割高になる可能性がある
眉毛パーマを継続した場合は、料金が割高になる可能性があります。
ハリウッドブロウリフトの平均料金は、7,000〜9,000円です。
個人差がありますが、持続期間は約1ヶ月のため、毎月ハリウッドブロウリフトをすると料金もかさんでいきます。
仮に7,000円の眉毛パーマを毎月2年間続けた場合、168,000円かかります。
一方、アートメイクの平均的な料金は13万〜15万円で、持続期間は2年〜3年です。
長期的に続ける場合、アートメイクの方が安い可能性があるので、そちらも検討してみましょう。
肌トラブルの可能性がある
まれにワックスが肌に合わず、赤みや腫れ、ニキビのような肌トラブルが起こることがあります。
また、眉周りにニキビや吹き出物があったり、毛抜きの処理をしただけで赤みが出たりする方は、施術ができないサロンもあります。
化粧品等で肌が荒れたり、痒くなったりなど思い当たる人は、一度施術者に相談するようにしましょう。
眉にある程度の長さが必要になる
眉毛は、最低でも全体の長さが7mm以上必要です。
7mm以下の場合は、矯正しきれず毛流れにバラツキがでてしまう場合があります。
そのため、眉の自己処理(切る/ 剃る/抜く)は術前3〜4週間ほど控えるようにしましょう。
眉毛が生えてこない方や極端に少ない方は、施術の効果が表れづらく、仕上がりに満足できないかもしれません。
7mm以上にならないという方や毛の処理をやめたくない方には、アートメイクをオススメします。
眉毛パーマとアートメイクの比較
アートメイク | 眉毛パーマ | |
施術方法 | 皮膚のごく浅い表皮に色素を入れる | 液剤で眉毛を柔らかくして矯正 温めたワックスで脱毛 |
リスク | 資格医師・看護師免許が必要 痛みや化膿のリスク | 美容師免許が必要(民間独自の資格あり) 赤みや腫れ、ニキビなどが起こる可能性 |
持続期間 | 2〜3年 | 1ヶ月程度 |
料金相場 | 13万〜15万円 | 7,000〜9,000円 |
ダウンタイム期間 | 約1週間 | 特になし (保湿などのスキンケアは必要) |
ここから眉毛パーマとアートメイクの比較をします。
比較内容は下の5つです。
それぞれ解説していきます。
施術方法
アートメイクは、針で皮膚の浅い表皮にインクを入れる施術です。
ターンオーバー*により、2〜3年ほどで色素が抜けることが多いです。
眉毛パーマでは、液剤で眉毛を柔らかくして矯正します。
その後、眉のデザインに合わせて、温めたワックスで脱毛をします。
眉毛パーマでは、眉毛を傷つけたり、カットしたりすることはありません。
ターンオーバーとは、肌の細胞が一定の周期で生まれ変わる仕組みのこと
施術の安全性
施術の安全性については、どちらもリスクがあります。
アートメイクは医療行為であり、医師・看護師免許を持つスタッフが必要です。
痛みや化膿のリスクが伴いますが、トラブルの際は医師や看護師の対応を受けることができます。
眉毛パーマでは、民間のスクールなどが独自の資格を発行している場合もありますが、基本的に資格は必要ありません。
ただ、顧客に眉カットやメイクを行う場合は美容師免許が必要です。
眉パーマも、液剤の刺激で赤みや腫れ、ニキビのような肌トラブルが起こる可能性があります。
どちらにもリスクがあるということを肝に銘じておきましょう。
持続期間
アートメイクの持続期間は2〜3年が目安と考えられます。
薄くなってきた場合は。リタッチ(メンテナンス)をすることで、状態を保つことができるでしょう。
一方、眉毛パーマの場合、眉毛は1日平均0.2mmほど伸びるため(個人差あり)、持続期間は1ヶ月が目安と考えられます。
効果が薄くなってきたら、再度パーマをかけることで状態を維持します。
料金相場
料金相場は、アートメイクは13万〜15万円、眉毛パーマは7000〜9000円です。
眉毛パーマの方が安いですが、アートメイクの方が状態が持続します。
ダウンタイム
アートメイクにはダウンタイムがあります。
ダウンタイムとは施術してから回復するまでの期間のことで、アートメイクの場合は1週間ほどです。
アートメイクは、ダウンタイムの過ごし方によって、仕上がりが大きく変わります。
眉毛パーマにダウンタイムは基本的にありません。
ただ、眉毛パーマは乾燥を促すため、保湿力の高いものでスキンケアが必要です。
アートメイクと眉毛パーマともに、施術当日の洗顔は避けてください。
また、紫外線への刺激も注意が必要です。
眉毛パーマで注意する点
眉毛パーマの注意点は3つ挙げられます。
アートメイクをしている人は1カ月以上の期間を空ける
肌のダメージが残っている可能性があるため、アートメイクをした後は1ヶ月以上の期間を空けることが必要です。
施術から1ヶ月未満の場合、施術を断るサロンが多くなります。1ヶ月経過すれば、眉パーマの施術も可能となります。
眉パーマ自体は、アートメイクとの相性が良好です。
より眉毛を美しくしたい方は、併用もおすすめします。
皮膚の弱い方は施術者に相談する
皮膚の弱い方は、カウンセリングの際に施術者に相談するようにしましょう。
液剤には刺激があるので、皮膚が弱い人には施術ができないこともあります。
皮膚が乾燥しやすくなるので、乾燥肌の人も注意が必要です。
また、眉を立ち上げる際に使用する接着剤には、アルコールが含まれます。
お肌のピーリングやゼオスキン等を使用している方、アルコールアレルギーの方は申告が必要です。
トラブルのリスクを下げるためにも、施術者への相談は怠らないようにしましょう。
眉にカラーリングをしている人は1週間ほど期間を空ける
皮膚への負担を避けるため、眉毛にカラーリングをしている方は1週間ほど期間を空けるようにしましょう。
カラーリングをした直後は、色落ちの可能性も高くなります。
施術直前にブリーチやカラーリングはしないように注意しましょう。
眉毛パーマでよくある質問
男性でも眉毛パーマはできる?
眉毛パーマは男性でも可能です。
特に男性はメイクをしない人が多いので、眉毛に悩みを持っている方であれば、解消に繋がる可能性があります。
ただし、サロンによっては、女性限定の場合もあるので注意が必要です。
眉毛パーマはセルフでもできる?
眉毛パーマはセルフでもできますが、やめた方がいいです。
セルフでの施術は難しく、失敗する可能性が高くなります。
また、薬剤がうっかり目に入った場合、激痛や失明のおそれもあります。
サロンを利用されることをおすすめします。
眉毛パーマ まとめ
- 眉毛パーマとは毛流れのクセを矯正していく施術のこと
- フワッとした自然な仕上がりを期待できる
- セルフメイクの時間短縮やイメージチェンジ、眉の悩みの解消に役立つ可能性
- 眉毛が生えてこない人や極端に少ない人には施術の効果が表れづらい可能性
- 継続的な眉毛パーマにはアートメイクが安い
- アートメイクと眉毛パーマは相性が良い
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