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アートメイクのリスクとは?回避するポイントや項目ごとに事例で解説します!

アートメイクのリスクとは?回避するポイントや項目ごとに事例で解説します!

「アートメイクにはどういったリスクがあるのか知りたい」

そのようにお悩みではないでしょうか?

アートメイクの施術前に、少しでもリスクを減らしておきたいですよね!

この記事では、アートメイクのリスクを事例を交えて解説します。さらにリスクを回避する方法やオススメのクリニックを解説していきます。この記事を読めば、アートメイクのリスクについて分かるようになります。

それでは、早速アートメイクのリスクについて学んでいきましょう!

記事まとめ
  • アートメイクのリスクは「デザインの失敗」、「健康被害」、「MRIを受けられない可能性」の3つ
  • デザインの失敗は、事前のカウンセリングで対策
  • MRIに関するリスクは、インクの種類によって変わる
目次

アートメイクのリスクとは

アートメイクのリスクとは?回避するポイントや項目ごとに事例で解説します!

アートメイクのリスクは、大きく分けて「デザインの失敗」・「健康被害」・「MRIを受けられない可能性」の3つです。

アートメイクの施術で、悪ければ一生付き合っていかなければならない後遺症が出てしまう場合もあります。どんなに頑張ってもアートメイクのリスクをゼロにすることはできません。

とはいえ、リスクは、事前に知っておくことで低く抑える方法があります。

今回は各項目ごとに、事例を交えて解説していきます。

デザインの失敗例

アートメイクのリスクとは?回避するポイントや項目ごとに事例で解説します!

デザインの失敗例は下記の通りです。

詳しく解説していきます。

思っていたデザインと違う

アートメイクでは、仕上がりが思っていたデザインと違うと後悔する方もいます。デザインに関する失敗が、アートメイクでは少なくありません。

アートメイクを受ける方は、多くの場合、希望のデザインや憧れの芸能人のようにキレイになれると考え施術をします。

そのため、「思っていたのと形や色が違った」などとショックを受ける方もいます。

事前に施術者としっかり話し合いをすることが必要です。

色味が安定しない

アートメイクのリスクとは?回避するポイントや項目ごとに事例で解説します!

アートクリニックの施術によっては、濃くなりすぎたり、変色したりと色味が安定しないことがあります。

アートメイクは、施術後から徐々に色素が馴染んで自然な濃さになるのが通常です。

ただ、施術時に時間経過後のインクの濃度を見誤ると、濃い色味が定着してしまいます。

また、アートメイクのインクは1年経つと、変色することが多いです。黒は青系、茶色は赤系や黄系の色に変色する可能性があります。

変色してしまったアートメイクを修正したい場合は、補色を追加(リタッチ)しす。

ベタ塗りになる

アートメイクのリスクとは?回避するポイントや項目ごとに事例で解説します!

専用マシンを使って色素を入れる「マシン彫り」では、ベタ塗りな仕上がりになることがあります。

マシン彫りでは、海苔を張り付けたような、のっぺりとした平らな見た目になりやすいです。

デザインがどういった仕上がりになるのか、手彫りの方がよいのか、カウンセリングの際に施術者に確認しましょう。

左右非対称になる

アートメイクのリスクとは?回避するポイントや項目ごとに事例で解説します!

施術の技量により、左右非対称になる可能性があります。

施術希望者の中には、左右非対称な眉を改善しようとアートメイクをされる方もいるでしょう。

実際、セルフメイクでキレイな左右対称にすることは難しいです。

人の顔には喜怒哀楽さまざまな表情があります。施術者はそれらの変化を想定しながらデザインを作らなければなりません。

しかし、施術の技量によっては、こういった対応が及ばない場合も考えられます。

経験と実績のある施術者を選ぶことをおすすめします。

アートメイクの健康被害事例

アートメイクのリスクとは?回避するポイントや項目ごとに事例で解説します!

健康被害の事例は下記の通りです。

詳しく解説していきます。

大きな腫れができる

アートメイク後、大きな腫れが長期間続く場合は注意が必要です。

アートメイク施術直後の腫れは一般的な現象で、多くの場合時間が経つと治ります。

しかし、大きな腫れが続く場合は、施術箇所が深かったり、雑菌が入って化膿したりしている可能性があります。

症状が改善しない場合、医師の診断を受けるようにしましょう。

痛みが長く続く

アートメイクのリスクとは?回避するポイントや項目ごとに事例で解説します!

アートメイク施術後に痛みが長く続くようであれば注意が必要です。

多くの場合、痛みは2~4日経つとなくなります。また、施術中は麻酔を使用しているため、痛覚が抑制されています。

しかし、やけど後のようなヒリヒリとした感覚が何日も続く場合は、感染症や肌トラブルの可能性があります。

医師に相談しましょう。

傷跡が残る

アートメイクでは、皮膚を削って施術をするため、傷跡が残る可能性があります。

通常は目立たない傷ですが、色味が抜けると皮膚が白っぽくなったり、傷跡が薄く残って見えたりする場合があります。

ケイドロ体質の場合は、施術後の傷跡が赤く盛り上がり、みみず腫れのようになることもあります。

必要に応じて医療機関を受診してください。

また、当然ですが、施術は医療機関で行うようにしましょう。

リップアートメイクでは口唇ヘルペスになってしまう

リップアートメイクの施術後に、口唇ヘルペスを発症する可能性があります。

口唇ヘルペスは、くちびる周りに小さな水ぶくれができる感染性の病気です。

口唇ヘルペスを発症すると色素の定着が悪くなります。また、口唇ヘルペスを発症しやすい方は、リップアートメイクの施術により再発する恐れがあります。

予防のためにも、施術の前に医師に相談しましょう。

アイラインアートメイクでは角膜損傷してしまう

アートメイクのリスクとは?回避するポイントや項目ごとに事例で解説します!

アイラインアートメイクでは、目の粘膜や眼球の近い箇所を施術するため、角膜を損傷してしまう危険性があります。

また、角膜炎や結膜炎、ドライアイを発症したり、悪ければ失明したりすることも考えられます。

施術後、目に痛みや霞み、異物感などがある場合は、医師に相談してください。

アレルギー性肉芽腫が稀に起こる

アートメイクのリスクとは?回避するポイントや項目ごとに事例で解説します!

アートメイクの色素に対し、まれにアレルギー性肉芽腫を発症することがあります。

アレルギー性肉芽腫とは、細い血管に炎症(血管炎)が起こる病気です。

化粧品などで皮膚がよくかぶれる方やアレルギー体質の方は注意が必要です。

基本的に、アレルギー体質の方にはアートメイクをおすすめしません。

もしする場合は、医師に相談し、施術前にアレルギーテストを受けるようにしましょう。

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アートメイクは金属アレルギーでも可能?施術前に注意する点やパッチテストの流れも解説!

アートメイクによるMRI検査時の問題

アートメイクのリスクとは?回避するポイントや項目ごとに事例で解説します!

MRI検査で問題となる点は下記の通りです。

アートメイクによるMRI検査時の問題

発熱する場合がある

アートメイクのリスクとは?回避するポイントや項目ごとに事例で解説します!

アートメイクの色素に含まれる酸化鉄(金属)が熱を帯びることで、まれにやけどを起こす可能性があります。

酸化鉄(金属)が検査で使われる電磁波に反応するためです。

検査が不可能なわけではありませんが、熱感、発疹、水膨れといった症状が起こりえます。

MRIをする際は、念のため、必ず医師にアートメイクをしたことを報告しましょう。

画像が乱れる可能性がある

アートメイクのリスクとは?回避するポイントや項目ごとに事例で解説します!

アートメイクの色素に含まれる金属成分が検査の電磁波に反応した場合、アーチファクト(検査画像の乱れ)に繋がる可能性があります。

ただ、画像が乱れても、検査には支障がない場合が多いと考えられています。

しかし、検査妨害のリスクを下げるためにも、医師に報告するようにしましょう。

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アートメイクを入れた後でもMRIはできる?MRIができるパターンとアートメイク後の注意点を解説!

アートメイクのリスクを回避するためには?

アートメイクのリスクとは?回避するポイントや項目ごとに事例で解説します!

アートメイクを回避する3つのポイントは下記の通りです。

これから詳しく解説していきます。

医療機関で施術を受ける

アートメイクのリスクとは?回避するポイントや項目ごとに事例で解説します!

アートメイクは医療行為であるため、必ず医療機関で施術を受けてください。

現在でも違法サロンが存在し、度々被害が報告されています。

美容サロンは医療機関ではありません。安さで選んでしまうとリスクが高くなります。

アートメイクに関する被害報告は、2006年からの5年間で121件あり、その95%は無免許施術によるものと思われます。

<アートメイクの危害件数の内訳>

アートメイクの施術を提供しているサロン等46件   
エステサロン33 件 
個人宅12 件
美容院8 件
医療機関5 件
記載なし17件
引用:独立行政法人 国民生活センター

医療機関であれば、アレルギーの有無を確認するパッチテストや麻酔の処方などを行なっています。

また、施術後も、アフターケアサービスなどを利用して万が一の際の医学的対応を期待できます。

必ず医療機関で施術を受けるようにしましょう。

しっかりとカウンセリングを行う

アートメイクのリスクとは?回避するポイントや項目ごとに事例で解説します!

デザイン面の失敗については、事前の念入りなカウンセリングにより、減らすことが期待できます。

思い通りのデザインにするためには、施術者とのイメージの共有が欠かせません。

カウンセリングで納得できない点があったときは、そのままにせず、施術の中止も含め慎重に検討するようにしましょう。

流行は月日とともに変化していきます。一時の流行りに合わせるよりは、自分に似合うデザインにするのがオススメです。

アートメイクは通常数年間残るため、後悔しないデザインになるよう、施術者とのすり合わせはしっかり行なってください。

インクの種類を確認する

アートメイクのリスクとは?回避するポイントや項目ごとに事例で解説します!

クリニックは、FDA認定を受けているインクやMRI SAFEのインクを使用しているところを選ぶとよいでしょう。

酸化鉄の含有をなるべく抑えたインクを選ぶことで、リスクを下げることができます。

ただし、それでも含有量が0のインクは存在しないため、金属アレルギーの方にはオススメしません。もしアートメイクをする場合は、パッチテストを実施してください。

一度クリニックのホームページなどを確認し、使用しているインクが不明の場合は問い合わせてみましょう。

まとめ

アートメイクのリスクとは?回避するポイントや項目ごとに事例で解説します!
まとめ
  • アートメイクのリスクは「デザインの失敗」、「健康被害」、「MRIを受けられない可能性」の3つ
  • デザインの失敗は、事前のカウンセリングで対策
  • MRIに関するリスクは、インクの種類によって変わる

今回はアートメイクのリスクについて解説しました。

この記事が参考になれば幸いです。

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