「リップアートメイクはどうなんだろう?できることならアートメイクで唇の悩みを改善したい」
このようなお悩みをお持ちではありませんか?
リップアートメイクで唇のコンプレックスを解消できたら嬉しいですよね!
この記事では、リップアートメイクの概要やメリット・デメリットを初心者に向けて解説します。
さらに、クリニックの選び方も紹介します。
それでは、早速リップアートメイクについて学んでいきましょう。
- リップアートメイクとは唇表皮に針でインクを入れる施術のこと
- メリットは顔の印象を良くしたりメイク時間を短縮したりする効果が期待できる点
- デメリットは簡単に消えない/口唇ヘルペスの危険がある点
- リップアートメイクの施術は必ず医療機関で行う
- ダウンタイム中はターンオーバーを促進する行為は控え、乾燥や紫外線に注意する
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リップアートメイクとは
リップアートメイクとは、唇の表皮に針でインクを入れる施術です。
表皮とは、皮膚の外側にある厚さ0.2mmほどの薄い膜のことで、異物の侵入や水分の蒸発を防ぐ役割があります。
リップアートメイクでは、丸みを帯びた女性的な唇にしたり、バランスを整えたり、血色を良く見せたりすることが期待できます。
タトゥーと似ているため混同されがちですが、タトゥーは表皮よりも深い真皮に色素を入れるため、基本的に消えないのが特徴です。
一方、リップアートメイクの持続期間は、一般に1〜3年と考えられます。
リップアートメイクは、その消えやすい特性から、流行に合わせた色や形にしていきたい人に適しています。
リップアートメイクのメリット
リップアートメイクのメリットは以下の2つが考えられます。
相手に良い印象を与えることが期待できる
リップアートメイクをすると、以下のような印象を与えることが期待できます。
色味の改善で健康的な印象になる可能性がある
リップアートメイクで色味を改善することにより、健康的な印象を与えることが期待できます。
唇全体の色味が薄く、暗くくすんでいたり、色素にムラがあったりすると、不健康な印象を与える可能性があります。
一方で、口紅を一日に何度も塗り直すのは手間だといえます。
リップアートメイクでは、色素を均等にしたり、色味を変えたりすることで、好みの見た目に近づくことが期待できます。
唇の血色がよく見えれば、顔全体の明るさが増すことも期待できます。
口角を上げることで若々しい印象になる可能性がある
リップアートメイクで口角を上げることで、若々しい印象を与えることが期待できます。
加齢と共に口角が下がると、暗い印象を与えがちになります。
リップアートメイクでは、輪郭を強調することで、口角の印象を良くするといった効果も期待できます。
また、自然な口角を作ることで顔が全体的にリフトアップしたように見え、明るい印象になる可能性があります。
スッピンに自信がつきナチュラルな印象になる可能性
リップアートメイクをすることで、すっぴんに自信がつき、ナチュラルな印象を与えることが期待できます。
リップアートメイクで好みの唇に近づくことができた場合、化粧を薄くすることができ、より自然な印象になる可能性があります。
気になる部分はリップアートメイクで解消してみてはいかがでしょうか。。
メイク時間の短縮が期待できる
リップアートメイクをすることで、いつも念入りにリップメイクをする必要性が抑えられるため、メイク時間の短縮にもつながる可能性があります。
また口元メイクの失敗を防ぐことにも繋がるため、ストレス軽減もあわせて期待できるでしょう。
同様に、食事後のメイク直しを省ける可能性があるのも魅力です。
リップアートメイクのデメリット
リップアートメイクのデメリットは以下の2つが考えられます。
簡単には消えない
リップアートメイクは、満足のいく仕上がりにならなかったとしても、すぐに消すことはできません。
仮に除去の施術を受ける場合も、入れた時以上の費用がかかることが考えられます。
カウンセリングの際は、施術者とのイメージの共有を念入りに行うようにしてください。
また、デザイン選びの際は、流行を取り入れてもよいですが、何より自分に似合ったデザインにすることをオススメします。
口唇ヘルペスの可能性がある
リップアートメイクは、施術後に口唇ヘルペスを発症することがあります。
口唇ヘルペスは、唇周りに小さな水ぶくれができる感染症です。
ヘルペスを発症すると色素の定着が悪くなります。
また、口唇ヘルペスを発症しやすい方は、リップアートメイクの施術により再発する恐れがあります。
施術の前に医師に相談しましょう。
クリニックを選ぶポイント
クリニックを選ぶ際のポイントは以下の4つが考えられます。
必ず医療機関で施術を受ける
リップアートメイクは医療行為です。
医療行為は医療機関でしか行えませんが、現在でも無資格でアートメイクの施術をしている違法サロンが多くあります。
安全の保証がないため、そうした場所は利用しないでください。
アートメイクに関する危害が2006年からの5年で121件寄せられており、その95%は医師免許を有しない者が行った施術によると思われる事例がある
引用:独立行政法人 国民生活センター
医療機関であれば、施術中に何かあったとしても、素早い対応が期待できます。
また、医療機関では麻酔の処方が可能なため、痛みの度合いに応じた必要な対応も期待できるでしょう。
以上のことから、必ず医療機関で施術を受けるようにしてください。
実績があるクリニックを選ぶ
アートメイクは実績があるクリニックを選ぶようにしましょう。
クリニックのホームページやSNSの投稿、ネット上のレビューに目を通すことで、実績を確認することができます。
あまりにも情報が少ない、実績が見当たらないのであれば注意が必要です。慎重にクリニックを選ぶようにしましょう。
カウンセリングをしっかりしているクリニックを選ぶ
事前のカウンセリングがしっかりしているクリニックを選ぶこともポイントです。
アートメイクの失敗例には、デザインに関するものも多くあります。
施術者とデザインの共有をしていなければ、良い仕上がりは期待できません。
カウンセリングで納得のいかない点があれば、そのままにせず、一度検討し直すことをおすすめします。
アフターケアがしっかりしているクリニックを選ぶ
アフターケアがしっかりしているクリニックを選ぶことも重要です。
アートメイクでは、ダウンタイムの過ごし方が仕上がりに大きく影響するとされています。
アートメイクに関する危害が2006年からの5年で121件寄せられており、その95%は医師免許を有しない者が行った施術によると思われる事例がある
引用:独立行政法人 国民生活センター
アフターケアサービスの整った医療機関で施術すれば、その後の経過に不安があっても、速やかに医学的処置を受けやすいでしょう。
この点からも、違法サロンではなく医療機関で施術を受けた方が良いといえます。
その医療機関がアフターケアに力を入れているところであれば、なお良いでしょう。
リップアートメイクの施術の流れ
リップアートメイクの施術の流れは以下の通りです。
1.カウンセリング
カウンセリングでは、リップアートメイクの基本的な説明、施術後の注意点やアフターケアについて説明を受けます。
肌の状態をチェックした後、希望のデザインや悩みなどをヒアリングします。
時間は15〜30分程度です。
2.デザイン決め
デザイン決めでは希望するイメージを伝え、表情・⾻格・顔の筋⾁のつき⽅などのバランスを⾒ながらデザインデッサンを⾏います。
時間は30〜60分程度です。
3.麻酔
施術中の痛みを抑えるため、唇に麻酔クリームを塗布します。
麻酔クリームを塗ったら、効果が出るまで待ちます。
敏感肌で痛みに弱い方は、あらかじめカウンセリングの際などに相談するようにしましょう。
時間は15〜20分程度です。
4.施術
麻酔が効き始めたら輪郭を描き、そのあと全体に色素を入れます。
施術直後は色が濃く発色することが多いです。
施術後、唇に違和感や痛みがあるなどの不安があればすぐ相談しましょう。
ダウンタイム中の注意事項やケア方法についてもここで確認しておきましょう。
時間は60〜150分程度です。
ダウンタイム中の注意点
ダウンタイムとは、術後の回復期間のことです。アートメイクの場合、色素の定着もこの間に進行します。
ダウンタイム中に注意する点は以下のとおりです。
代謝を上げる行為をしない
ダウンタイム中に身体の代謝が上がり過ぎると、皮膚のターンオーバーが早まり、インクの排出も進みやすくなります。
ターンオーバーとは、肌の細胞が一定周期で生まれ変わる仕組みのことです。
激しい運動やサウナなどのターンオーバーを早める行為は避けましょう。
また洗顔やピーリングも、ターンオーバーを早める可能性があります。ダウンタイム中は注意してください。
保湿をする
ダウンタイム中は、ワセリンなどで保湿をする必要があります。
施術後は乾燥で色素が落ちやすい状態のため、処方されたワセリンなどを使って保湿することが大切です。
保湿には、インクの流出を防いで色の定着を図ったり、水分やほこりから保護したりする役割があります。
また、乾燥は傷の回復を遅くすることがあります。早い回復のためにも、保湿を心がけてください。
紫外線を避ける
紫外線によって代謝が上がり、ターンオーバーが早まると、色落ちの原因になりえます。
アートメイクの色素は、紫外線を浴びることで色素沈着を起こしたり、変色したりする可能性があります。
紫外線対策は、施術2週間前から始めるのがオススメです。
また、ダウンタイム中も、UVクリームを塗るなど施術箇所を保護するようにしてください。
キスをしない
リップアートメイク施術後は、しばらくの間唇への刺激はNGです。
とりわけキスは、雑菌による炎症の危険性を高めます。
ダウンタイム中、キスは我慢しましょう。
リップアートメイクの料金相場
リップアートメイクは、13万〜15万円くらいが値段相場と考えられます。
1回の施術だけでは色が抜けやすいため、2回以上行うことが一般的です。
また、リップアートメイクは、他の部位より色抜けしやすいため、3回コースで料金設定しているクリニックもあります。
とりわけ安いクリニックも存在しますが、その分リスクと隣り合わせのこともあるため、注意してください。
リップアートメイクでよくある質問
リップアートメイクの持ちはどのくらい?
リップアートメイクの持続期間は1〜3年です。タトゥーとは違って、半永久的に残るものではありません。
どれほどお気に入りの形や色になったとしても、ターンオーバーによって色素は抜けていきます。
唇のターンオーバーは、他部位と比べて早く、4〜10日といわれています(通常のターンオーバーは40~50日)。
ターンオーバーのサイクルには個人差があり、思っていたより早く薄くなることもあります。
他部位のアートメイクと比べると定着しづらいことが多いため、施術は3回以上行なった方が持ちが良くなるでしょう。
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リップアートメイクで後悔している人はいる?
現実のところ、リップアートメイクをして後悔している人もいます。
後悔を防ぐため、クリニック選びやカウンセリングの段階で念入りに確認しておくとよいでしょう。
まとめ
- リップアートメイクとは唇表皮に針でインクを入れる施術のこと
- メリットは顔の印象を良くしたりメイク時間を短縮したりする効果が期待できる点
- デメリットは簡単に消えない/口唇ヘルペスの危険がある点
- リップアートメイクの施術は必ず医療機関で行う
- ダウンタイム中はターンオーバーを促進する行為は控え、乾燥や紫外線に注意する
今回はリップアートメイクについて解説しました。
この記事が皆様のお役に立てば幸いです。
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